「狂気は論理に勝る－－」
そう、宇佐見は生徒に語りかける。
2024年3月16日(土)。青森県青森高等学校にて宇佐見天彗が講演をおこなった。
今回の講演会は「最難関大学志望者合同学習会」という1年に3回おこなわれる学習会のフィナーレを飾った。青森高校・八戸高校・弘前高校の生徒約70名と各学校の先生方に向け、90分を超える熱い講演をお届けした。
「地方だからこそのメリットはたくさんある」「この学習会は当たり前ではない」など、大胆な切り口で話を展開する様子は生徒、そして先生方の心を大いに掴んだ。講演中、配付プリントメモをする参加者が続出した。
講演後は宇佐見に質問やサインを求めに行く生徒が殺到。
「東大数学で点を取るにはどうすれば良いですか」「モチベーション維持のためにされていることは何ですか」など自発的に質問を投げかける姿は、まさしく「最難関大学志望者」の意識の高さを表しているだろう。
今回講演を聞いてくださった方々の中には、PASSLABO視聴者が多く存在した。
「毎朝見て学校に行っています」「超戦略的勉強法買いました」など、たわいない話を気軽に語り合える関係というのは、PASSLABOがいかに受験生に対して「伴走姿勢」であるかを物語っている。
PASSLABO視聴者は生徒だけではない。お忙しい中、今回の講演を聞いてくださった先生方もPASSLABOをこよなく愛してくださっていた。
生徒から先生へ、先生から生徒へ。恩送りの循環が巡り巡って「講演会」という形として実現するのは、とても愛しいことだ。
狂気は論理に勝る。狂気じみた愛情や志望校への熱意もまた、論理に勝るのだ。今回の宇佐見の講演が少しでも誰かの心に響き、何か1つでも「人生を変えるきっかけ」を与えられていたなら、この上なく幸せなことだ。