2024年7月9日(火)。愛媛県立内子高等学校小田分校の生徒様に向け、宇佐見をはじめとするPASSLABOメンバーがオンラインで講演会を行った。
総勢10名以上の生徒様がzoomを介して繋がり、勉強へのモチベーションや進路選択について熱く語り合う1時間となった。
小田分校との交流は今回で3回目になる。昨年の3月には宇佐見が小田分校を実際に訪問し「人生の岐路に立つ君たちへ」というテーマで、東大を目指した体験談や挫折経験、医師国家試験合格後に教育の道に進んだ理由などを語った。
今回はオンラインでの交流であったが「現代文が苦手」「俳優志望のため大学に進学する意味を見出せない」など多種多様な質問が届いた。PASSLABOメンバーの田村は推薦入試で医学部に現役合格したスピーチを行い、勉強へのモチベーションをデザート科目や小さな成功体験になぞらえて生徒へ届けた。
何かを質問する時、質問者は本当に意味で困っていないのかもしれない。優しく「大丈夫」だと、背中を押されたいだけなのかもしれない。他人に質問して解決できるものならそもそも悩みというスケールの話ではない。みんな、答え合わせがしたいだけなのだ。
自分の選択は間違っていない。そう生徒が肯定できるように、我々教育者は生徒一人一人の想いを尊重し傾聴し、広義に承認してあげることが大切なのではないだろうか。