「正解より納得解を持て」
そう、宇佐見は生徒に語りかける。
2024年8月1日(木)。石川県立七尾高等学校にて宇佐見天彗が講演をおこなった。
総勢200名を超える生徒と先生方に向け、90分を超える熱い講演をお届けした。
今回の講演会は2度目になる。能登半島地震から1か月経とうしている時に七尾高校のとある先生から熱烈なオファーがあり、当時高校2年生の生徒に対して1度目の講演会が実現した。そして今回は、受験生の夏に向けて更なるモチベーションアップを支援するために、2度目の講演会が実現した。
「受験期はAIになれ」「教育格差は情報格差」など、大胆な切り口で話を展開する様子は生徒、そして先生方の心を大いに掴んだ。人生は一人で乗り超えるものではない。仲間と協力してチームになること。「チーム七高」はまさしくその象徴となるだろう。
正しさは一つではない。受験勉強もまた、解なしである。客観的な正解よりも主観的な納得解を得られたのなら、合格という二文字より遥かに尊い知見を見つけられるはずだ。